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2009年11月28日土曜日

雨も晴れも曇りも

今月、前半は学会で長岡へ。

久しぶりに先輩にも会い、発表前日の懇親会から、二次会はかなり盛り上がった。遂に先輩同士引き合わせたいと思っていた二人の歴史的邂逅をセッティングすることもでき、かなり満足な飲み会。いろいろな人たちとお話させてもらったが、昔からよく知る人の考え方の変化などにも触れることができて、とても刺激的な飲み会だった。
また、あちこちでの盛り上がりが次の展開をも生み、また一つ自分の前にチャンスがやってきている予感。

翌日、地元の先輩の車で会場入り。自分の発表する午前のセッションは、とても充実していたメンバーで、とても熱が入っている話がたくさん聞けた。ずっとお会いしたかった人ととも会えて満足。

この時期の長岡は新潟らしい気候とのことで、1時間のうちに天気が何回も変わる。雨が降ってザーザーに降り出したかと思うと、20分後には晴れて、太陽が顔を覗かせる。
一日の内にこんなにたくさん虹を見たのははじめてだ。

写真は、帰りのバスから見た風景。ガラス越しの雨と晴れ。



2009年10月25日日曜日

ひとが繋がる。知らず知らずに。

幹事をやっている同窓会の総会、代官山。

完璧に準備出来たとは言い難かったが、ほぼ滞りなく進んでよかった。
筑波の知り合いと東大の知り合いが仕事の現場で知り合い、仕事をしているということがあるみたいで、複数人に「◯◯さん知ってますよね?」と話かけられる。業界は狭い。が、なんかとても嬉しい気持ちになる。

2009年10月22日木曜日

俺はまだ歌舞伎を見たことがない

神楽坂で月例会。

次の議論へ向けて着々と進行。
だんだんと単純じゃない其々の思いも見えてきた。
今日も会終わりの打ち上げで、色々話ししたが、僕のことを地元の人たちは、もう何年も関わっているって思ってくれているのが、嬉しかった。高々一年ちょっと。でも、濃く付き合わせてもらっている。
こちらもまちのことを応援しているつもりだが、百倍応援され返している。嬉しい話や楽しい話もたくさん聞かせてもらって、借りだらけだ。今日の標題、歌舞伎の話はすごい楽しかった~。
たまこんにゃくの芥子は、辛かったな~。


色々と分けてもらった僕にあっては、返すものきっちり返して、お礼参りしなきゃなるめぃ。淡路町の澹さんの孫は義理無し仁義で返すってぇもんよ。相手が商売人ならなおのことよ。

2009年3月17日火曜日

展示によって伝えるということも仕掛けていた

週末、最終日が迫っている東京オペラシティでの「都市へ仕掛ける建築 ディーナー&ディーナーの試み」展へ。

ヨーロッパを中心にスイスで活動している設計事務所ディーナー&ディーナーのプロジェクト展。かなり力の入っている冊子を見ながら、その通し番号がふられたプロジェクトの模型やコンペのプロジェクトブックを見るというもの。建築単体のプロジェクトからマスタープラン、新築からリノベーション、増改築まで幅広く、充実したその活動の物量に圧倒される。
どれも、かなり理性的なある種の正しさの元に設計、計画が立てられている印象が、とてもよかった。入り口で配られた冊子と展示の順番は必ずしもあっておらず、誰かの感想では宝探しのようだとプラスにとられていたが、ナビゲーションは正直わかりにくいものだった。

しかし、都市プロジェクトなどはもちろん、建築のプロジェクトの類は、絵画ではない。一目で「これはだめだな」と思うものは問題外だが、そう簡単に、それが何であるかなんて理解できない。
冊子で会場に展示されたプロジェクトを確認して、これはどんな計画なのか立ち止まってゆっくりと見る。冊子と、模型を何度も行き来しながら、展示品の周りをぐるぐる回る。このペースでないと展示内容は、ちょっと理解できないだろう。でないと、なんだかよくわからない内にそこを通り過ぎてしまう。
この展示は、何でも情報をわかりやすく、サービスとして出すことでは、逆に通り過ぎてしまうメッセージ、計画案を伝えようとしているように感じた。見る側は、しっかりと見てくれる、見たいと思う人が来てくれる。その人たちが自由にじっくりと鑑賞できるように、プログラムする。という、コンセプトなのではなかっただろうか。敷居が高いようでもあるが、理想も志も高い展示だったと思う。

2009年3月12日木曜日

新宿ニュース

自分が調査等で関わった件が
ニュースになりました。
よかったらどうぞ。

http://www.mxtv.co.jp/mxnews/news/200902247.html

2009年2月16日月曜日

九州へ



今月上旬。

調査で単身九州へ。長崎~熊本~鹿児島と1都市2日ずつの日程で、資料収集と現場調査。とにかく歩いて、現場を確認するように見て行く。対象と自分の視覚を中心にした感覚の間を幾度も幾度も行ったり来たりしながら、思考へフィードバックさせていく。調査の内容はいずれちゃんとした場面でしかるべきアウトプットをするとして、付随して見て回った建築についていくつか。
長崎は、初めて訪れたので、かなり基本的な建築物からざーっと見た。近作では、運河をまたいで、展示スペースが採られた隈研吾の長崎県美術館と栗生明の国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館がかなり印象に残った。後者は特にうまく言葉に出来ない部分もまだあり、どこかでちゃんと整理して言葉にして説明を試みたい。建築自体がどうも静かに建っているわりにどこか饒舌なようで、なんとも言えない。ただ、息をのむ美しい空間が展開していたのは間違いない(アップした写真は国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館)。
近代建築は旧長崎英国領事館が中まで入れなかったけどファサードはかなり良かった。
熊本は、前川國男の熊本県立美術館が良かった。熊本城址の斜面の高低差にうまく展示室を振って、中央の吹き抜けに階段と渡り廊下で出会わせる計画などばっちり。
篠原一男の熊本北警察署は公園に隣接していて前面道路の幅員と、建物前にとった駐車場の関係でかなりセットバックして立っており、町並み的には違和感があまりない印象。相変わらずの力強いヴォリューム感。
鹿児島は現場回りが大変で建築をちゃんと見てまわれなかった印象。ところどころで、片岡安の中央公民館や、曾根達蔵の憲政記念館などは外観見学はできたけれど。

熊本の夜にぶらっと寄った熊本現代美でアラーキー展がやっていてこれがかなりよかった。今回のテーマ、一般公募の母親とその赤ちゃんのヌードポートレイトで、荒木にしかできない仕事ぶり。いい写真がたくさん見れた。

2008年9月22日月曜日

審議か裁判か

中日新聞記事より区画整理に関して、以下のような裁判結果が出た。
判決文など読んでいないが、ニュースで見る限り結果そのものには納得。但し、現在の裁判でしか計画の是非を問えないような状況を解決しない限り、対処療法に過ぎないのではないかと思う。如何に計画を行なうかと同じだけ如何に計画をやらないか、検討出来るかということも重要だ。


http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080911/CK2008091102000230.html


-----------------以下、引用--------------------------------------------
浜松・区画整理訴訟 最高裁、42年ぶり判例変更

2008年9月11日

静岡地裁に差し戻し

 浜松市の遠州鉄道・遠州上島駅(浜松市中区)の土地区画整理事業をめぐり、住民が事業計画の決定段階で取り消しを求める訴訟を起こせるかどうかが 争われた裁判の上告審判決で、最高裁大法廷(裁判長・島田仁郎長官)は10日、42年ぶりに判例を変更し「訴えることができる」との判断を示した。住民側 の訴えを退けた一、二審判決を破棄、審理を静岡地裁に差し戻した。

 1966年の最高裁判決では「計画の決定は一般抽象的な『青写真』にすぎず、訴えの対象にはならない」と判示。交換する土地を具体的に指定する 「仮換地」の段階で初めて訴えることができるとしていた。今回の判決で早い段階で、反対住民らが決定の取り消しを求めることが可能になる。

 15人の裁判官全員一致の判決意見。

 遠州上島駅の高架化などに伴う土地区画整理事業で、浜松市が2003年に対象地区や概要などを示した事業計画を決定し、計画に反対する地権者ら34人が計画の取り消しを求めて提訴した。

 大法廷判決は「計画が決定し公告されると、換地処分まで建築制限を課されるなど、宅地所有者の法的地位に直接的な影響が生ずる」と指摘。「処分後 に訴えを起こし、計画の違法性が認められても、既に工事が進んでいて事業全体に混乱をもたらすとして、訴えは退けられる可能性が高い。住民の権利救済は十 分に果たされない」として、計画決定段階で訴えることの合理性を認めた。

 一審の静岡地裁、二審の東京高裁はともに、66年の最高裁判決に沿って住民側の訴えを退けていた。

2008年6月24日火曜日

似た部分から探す

UTMマレーシア工科大学と研究交流会。

当大学に来られて、午前中を使ってお互いの研究内容のプレゼンやディスカッションをする。僕もここ最近のプロジェクトとして、新宿の話をする。都内のプロジェクト、リサーチの仕方や狙い、行政の計画立案の関わり等々について話をする。前々日に急遽自分がやることになり、一晩準備する。今までの素材を英語に翻訳していくだけなのだが、なかなか一苦労。その代わりに頭の中が整理できたことも多かった。
僕はプレゼンの番が最後だったので、なかなか時間がなくて、ディスカッションを充分にできなかったのだけど、会が終わってすぐにUTMの学生の人から2,3人に質問などされて、個別に意見交換ができてよかった。
例えば、建築確認申請前の事前協議について質問があった。お互いの国の制度の細かいところまで理解が及んでいないので、建築指導のような概念をどのように運用しているか、自国と似た概念制度があるか、そこを確認するということ、そこがもっとも実践的な中身として、イシューになるんだなと実感。