2008年2月26日火曜日

自分の声・自分の作法

最近、ポータブルレコーダーEDIROL R-09を入手して面白がって、いろいろなものを録音してまわっている。
マイクを通していろいろな音が録れて、デジタルデータ化される。
携帯して録音しているので、そこに録られた音は少なくとも自分も一度聞いているはずの音なのだが、やっぱり意識して聞いていない音がたくさんあって、発見がある。今プレイバックしているのは、先週の“S”の打ち合わせ。食事しながらの打ち合わせで店にかかっているBGMが打ち合わせ時にはまったく聞こえていなかったことがわかる。BGMが意識の向こうにあったということがよくわかる。

そして、自分の声。話し声。
何度となく聞いているが、改めて思ったよりも声が基本低いなぁと思うところがあるのと、抑揚がついてしゃべっている時には逆に思ったよりも高い音域までしゃべっているのがわかる。普段話しをしているときも自分の声を聞きながら話をしていて、自分の口調を意識しているとは思う。そこで自分の話したい話し方を、選び取ってコントロールして話をしていると思う。だが、発音された向こう側でそのフレージングがどう響いているか、どう聞こえているかというのは、内発された意識、自分の耳が聞いているものとは別なものだなぁと思う。

継続してしばらくこの機材で面白がって録音しまくるだろうと思う。

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