大切な友人の結婚式のため、軽井沢へ。
新幹線で一時間のそこは東京と違う空気に包まれていて、避暑地の木立は既に冬支度をしており、夕焼けに染まる山際は、紅葉なお赤々としていた。
終始和やかなふたりの感じが出ていた素敵な結婚式でとてもよかった。教会結婚式だったのだけれど、今までで一番良い感じの神父さんだったかもしれない。というのは、なんともいい距離感のとれる、望ましい第三者だったような気がするからだ。遠くなく、近すぎず、神様と我々、新郎新婦と我々、新郎新婦と神様の間を取り持つ。ただそこにいて、議事進行するのではなくて、ちゃんと儀式をしていた。
そういう儀式の持っている他所からの承認って普段の生活からは縁遠いけれど節目のけじめとしてはすごい大事なことだなと改めて思った。
帰りの新幹線では、ワインのボトルを抱えた友人とこの秋亡くなったレヴィストロースのことを中心に、ナーガールジュナやお薦め映画の話や超人を発見することについて、駅と老人について、カルロスカスタネダについて
、とりとめなく、楽しく話した。式からずっと、あっという間の時間だった。
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