今週のR25のロングインタビューにレディオヘッドのトムヨークが出ているのをみて、ちょっと驚いた。
こんな日本のフリーペーパーの媒体にも応答しているという事実に。手にとって、中を見てみるとネットを通じてインタビューに応じているのがわかる。日本に行く手間(時間や往復の飛行機の燃料が与える環境負荷)を考えて、ネットでやるということになったらしい。トムヨークらしい。
ここで、最近個人的に気になった雑誌をいくつか挙げてみたい。
ひとつめはこのR-25。
フリーペーパーである点と、Yahooのトップページにも似た情報のポータル感。新聞や週刊誌未満の情報量で、かつそれらへ向かうインデックスとしてしっかり機能している気がする。薄さが携帯に便利。都内中心に展開。駅のフリーマガジンラックや、コンビニなどの一部店舗で手に入る。
ふたつめ、ゼクシィ。
最近、身内で読む人がいて(おめでたい)、はじめてその姿をちゃんと確認した。とんでもない厚さ。厚さに加えてその大きさでロンリープラネットを凌ぐボリューム感。結婚という高額商品のカタログともいえる雑誌。専門誌だが、業界誌ではない。一度チェックしたお気に入りには付箋を貼らなくてはとてもじゃないが、もう一度その情報には辿り着けない。あれで、広告収入も考えれば500円なのは高すぎるのではと思うぐらい。
みっつめ、エクス・ポ。
音楽批評家、佐々木敦氏主宰のヘッズが出版した新しい雑誌。16ページフルカラーによる圧縮編集。読みにくさよりも情報が載っているということの価値に重きを置いた雑誌。一般流通しておらず、直接ヘッズに問い合わせるか、取り扱っている数限られた店舗を探すかして購入する。
非常に読みにくいが、読んでみたい情報があるから手に取るという雑誌購買に対する一次欲求に即している気がする。どことなくだが、土つきの野菜を畑に併設された無人の産直売り場で買うような感じ。
よっつめに建築雑誌を挙げようと思うのだけど、もうじき今月号が届くはず。
ついたらまた書きたいと思う。
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