2008年3月31日月曜日

年度末

今日で、今年度が終わり、明日にはまた新年度になる。

ここ2年間、研究室でお世話になっていた自治体の担当の方々が、みな異動となり、担当課を離れられることになった。課長、主任、担当の方とみな、個性が強くて、バランスもとれていて、若輩者の生意気な感想だけれど、非常にいいチームだった。まるで、映画のキャストのようなチームだった。あの方々の並々ならない努力で仕事がまわっていると強く感じた。

行政は数年で部署の異動をしなくてはならない。このことの弊害や恩恵について、今ここで述べることはしないけれど、担当の方の「まだ遣り残したことがたくさんある」という言葉の残念そうなことと言ったらない。ここでいろいろ関わらせていただいた僕らはまだ今もここにいる。彼らの仕事をつなぐこと、前任者から新任者につなぐこと、これはまったく僕らの仕事ではないが、今もここで、その都市と向き合っている僕らがいて、その都市は今日もそこにあり、そこで生活している人たちもいる以上、何も終わっていないのだと思う。その部署の面々は変わっていくが、また次の仕事もあるわけで。
僕らもまだまだ終われることのない、現場を見つめているのだと思う。
短い2年間ですが、お疲れ様でした。

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