2008年6月13日金曜日

レクチャーをした

学部生の演習で自分の研究に関する分野で簡単なレクチャーをする機会を頂いた。
ごくごく少数の演習だったのだけど、普段の研究から戦災復興にまつわる都市計画史の概論、そこで扱われているトピックの視点の提示などをする。15分程度の説明ということだったが、結局30分以上しゃべってしまっていた。
まだまだ人前で自分のしたことを発表するということではなく、教えるという在り方をあまり経験していないので戸惑いもあった。前日からこれまでの自分のメモを整理して、資料を作成して、当日話す流れを確認。
研究発表のとき以上に自分のストーリーをそこで再生するよりも、その場の反応を見ながら、状況見つつ話を展開させるようにする。といってもあまりちゃんとはできなかったかな。
こういうレクチャーの経験は、言霊的というか、繰り返し繰り返し同じ話をしていくことで、自分が鍛え上げられていくという感じがした。話終わった後で自分の頭が軽くすっきりした感じを味わう。さらに話終わって、質問が出たところで自分的には新たな発見もたくさんあり、受講者以上にこちらにとってゲインがあったんじゃないかという感想。謝々。
貴重な体験でした。

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